Blu-ray Java をやると避けて通れないのが「HDCookBook」
https://hdcookbook.dev.java.net/
sun micro system のBDJ策定スタッフが書いた本であり、それに伴ったサンプルソースや、グラフィックライブラリ、ツールの類が沢山詰まってます。タダで手に入るプロジェクト。今回は、その手に入れ方を書いておく。
まずは、上記サイトで登録。ログイン名とパスワードを登録。一応、面倒だけどこれだけは必要。
次に、subversion のクライアントを手に入れる。Windowsでは定番の、tortoisesvn をインストール。シェル拡張も入れておく。
c:\java.net を作って、そこでチェックアウト。リポジトリーに、https://hdcookbook.dev.java.net/svn/hdcookbook/trunk
を指定。ログインを求められるから、先程登録したIDとパスワードを入力。
これで、HDCookBookの便利なものが入手できる。c:\java.net\hdcookbook がチェックアウトできたら、DOS窓を開く。スタート→全てのプログラム→アクセサリ→Dos Prompt で開くのかな? cd c:\java.net\hdcookbook で、チェックアウトしたソースに移動。ant と入力すれば、プログラムを生成してくれる。
これが上手く行かない場合は、ant にパスが通ってるか?環境変数 JAVA_HOME が設定されてるか?あたりをチェック。
これで作られるのは、C:\java.net\hdcookbook\bin に出来る一連のjarファイル。これが、Blu-ray の作りを解明してくれるツール群だし、何かと便利。
とりあえず、これは手に入れておこう。hdcookbook 自体は、グラフィックライブラリや、サンプルプログラム、コンバートツールなどが詰まった、びっくり箱ですね。
ドコモガラケー、Pocket WiFi、iPod Touch、Desire HD、ネットブックEeePC 900HA のユーザー。いつの間にかモバイラーになってしまった。ゲームプログラマに復帰中で、Blu-ray Java もやってたりする。 そんな私の電脳遊びブログ。
2010年9月24日金曜日
2010年9月20日月曜日
Java Platform Micro Edition Software Development Kit 3.0 のインストール
JavaSE SDK をインストールしたら、Java Platform Micro Edition Software Development Kit 3.0 のインストール。Javaは大雑把に、EE、SE、MEの3種類があって、それぞれ Enterprise Edition、Standard Edition、Micro Edition となっている。EEはサーバーで使われ、SEがパソコン上、MEは組み込み向けで、携帯電話で多く使われてる。Javaのコア部分は共通だけど、ライブラリが用途向けにカスタマイズされてるイメージ。
Download Java Platform Micro Edition Software Development Kit 3.0 for Windows RR → Java ME SDK 3.0 for Windows
上記サイトから、sun_java_me_sdk-3_0-win.exe をダウンロード。ダブルクリック→「実行」で起動。ライセンスを了解して、チェックボックスにチェックを入れて「NEXT」。インストール先は、C:\Java_ME_platform_SDK_3.0 になってるけど、これも、C:\Java\Java_ME_platform_SDK_3.0 にインストールするのが好み。
「NEXT」を押していけば、インストール完了。Vistaだと、ファイヤーウォールを解除するか聞いてくるので解除。Windows右下のインジケータ部に、Java ME SDK 3.0 Device Manager が常駐する。

デスクトップのアイコンをクリックすると、J2ME3の簡易統合環境が立ち上がる。これは、sun micro system の 統合開発環境 netbeans のサブセットになっている。
早速、BDJのサンプルプログラムを動かしてみよう。メニューの File → Open Sample Project → BdjGunBunny を指定すると、BdjGunBunny がプロジェクトに加わる。ツールバーの右向き緑の三角をクリックすると、プロジェクトをビルドしてくれる。
ここでビルドされたBlu-ray のイメージは、C:\Java\Java_ME_platform_SDK_3.0\apps\BdjGunBunny\build\deploy に作成されている。PowerDVD や TotalMedia Theatre などの、フォルダーを指定して実行できる、Blu-ray プレヤーを持っていれば、そのフォルダを指定して直接実行させてみることができる。
TotalMedia Theatre の場合は、もっと簡単で、メニューのTools → Option で、Miscellaneous →BD-J タブで、BD-J Player を指定する。autoditection のチェックではダメなので、直接パスを指定する。 C:\Program Files\ArcSoft\TotalMedia Theatre 3\uDTStart.exe これで、緑三角でブルーレイプレーヤーまで起動できる。
以前は、色々と苦労したもんだが、BDJの開発は随分以前から簡単になっていたんだな。
Download Java Platform Micro Edition Software Development Kit 3.0 for Windows RR → Java ME SDK 3.0 for Windows
上記サイトから、sun_java_me_sdk-3_0-win.exe をダウンロード。ダブルクリック→「実行」で起動。ライセンスを了解して、チェックボックスにチェックを入れて「NEXT」。インストール先は、C:\Java_ME_platform_SDK_3.0 になってるけど、これも、C:\Java\Java_ME_platform_SDK_3.0 にインストールするのが好み。
「NEXT」を押していけば、インストール完了。Vistaだと、ファイヤーウォールを解除するか聞いてくるので解除。Windows右下のインジケータ部に、Java ME SDK 3.0 Device Manager が常駐する。
デスクトップのアイコンをクリックすると、J2ME3の簡易統合環境が立ち上がる。これは、sun micro system の 統合開発環境 netbeans のサブセットになっている。
早速、BDJのサンプルプログラムを動かしてみよう。メニューの File → Open Sample Project → BdjGunBunny を指定すると、BdjGunBunny がプロジェクトに加わる。ツールバーの右向き緑の三角をクリックすると、プロジェクトをビルドしてくれる。
ここでビルドされたBlu-ray のイメージは、C:\Java\Java_ME_platform_SDK_3.0\apps\BdjGunBunny\build\deploy に作成されている。PowerDVD や TotalMedia Theatre などの、フォルダーを指定して実行できる、Blu-ray プレヤーを持っていれば、そのフォルダを指定して直接実行させてみることができる。
TotalMedia Theatre の場合は、もっと簡単で、メニューのTools → Option で、Miscellaneous →BD-J タブで、BD-J Player を指定する。autoditection のチェックではダメなので、直接パスを指定する。 C:\Program Files\ArcSoft\TotalMedia Theatre 3\uDTStart.exe これで、緑三角でブルーレイプレーヤーまで起動できる。
以前は、色々と苦労したもんだが、BDJの開発は随分以前から簡単になっていたんだな。
JavaSE SDK のインストール
取り敢えず、JavaSEの開発環境、Java SE SDK をインストールしておく。
Java SE Overview → Java SE Downloads
BDJはJavaME SDK 上で開発するんだけど、Javaの各種ツールは、JavaSE上で動作するので、Java SE SDK をインストールのが最初のステップ。
現在の最新は、Java SE Development Kit 6u21。Java SDK を JDKと略したり、英語の略語が一定してないのは、何とかして欲しいもんですね。
jdk-6u21-windows-i586.exe をダウンロードして、ダブルクリック。「実行」で起動。インストール先が、C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_21\ になってますが、C:\Java\jdk1.6 に変更して、Java関連のプログラムは、C:\Java にまとめるのが、個人的には好みですが、これは好き好き。
以降は、勝手にインストールしてくれる。「今すぐ登録を」というWebページが表示されるが、アカウントを持ってないなら作っておくと便利。
環境変数に、
JAVA_HOME=C:\Java\jdk1.6
JRE_HOME=C:\Java\jdk\jre
を設定しておくと、後々便利な場合がある。
環境変数は、Rapid Environment Editor というフリーウェアを私は便利に使ってます。
Java SE Overview → Java SE Downloads
BDJはJavaME SDK 上で開発するんだけど、Javaの各種ツールは、JavaSE上で動作するので、Java SE SDK をインストールのが最初のステップ。
現在の最新は、Java SE Development Kit 6u21。Java SDK を JDKと略したり、英語の略語が一定してないのは、何とかして欲しいもんですね。
jdk-6u21-windows-i586.exe をダウンロードして、ダブルクリック。「実行」で起動。インストール先が、C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_21\ になってますが、C:\Java\jdk1.6 に変更して、Java関連のプログラムは、C:\Java にまとめるのが、個人的には好みですが、これは好き好き。
以降は、勝手にインストールしてくれる。「今すぐ登録を」というWebページが表示されるが、アカウントを持ってないなら作っておくと便利。
環境変数に、
JAVA_HOME=C:\Java\jdk1.6
JRE_HOME=C:\Java\jdk\jre
を設定しておくと、後々便利な場合がある。
環境変数は、Rapid Environment Editor というフリーウェアを私は便利に使ってます。
2010年9月16日木曜日
BDJの情報源
日本語の情報源は少ない。頑張って英語を読むしか無いのが現状。その中でも、有用なサイトを書いておく。
HD Cookbook
ここは、元々は同名の本のサイトだけど、BDJの策定に関わった sun のスタッフが書いた本だし、Blu-ray 全体を理解する上でも有用な情報が集まってるので要チェック。登録すれば、最新のソースコードも subversion で入手できる。ソースには、Blu-ray の中にある PlayList などの謎のバイナリーファイルと元のxml ファイルを相互変換してくれるプログラムもソースコード付で揃ってる。
ブルーレイディスクアソシエーション(BDA)へようこそ
Blu-rayの仕様を策定してるグループ。登録ユーザーはメーカーやコンテンツ所有者が多いけど、一般向けに技術仕様書も公開してる、ほとんど英語だけどね。
日本語のサイトは以下の二つぐらい。各メーカーのサイトで、技術的な解説はあったりするけど、ほとんどハード技術的な解説だからな。
BD-Jプログラミング / BD-J Programming@ wiki - トップページ
BD-J (Blu-ray Disc Java)
もっと、BDJを知ってもらいたいな。
HD Cookbook
ここは、元々は同名の本のサイトだけど、BDJの策定に関わった sun のスタッフが書いた本だし、Blu-ray 全体を理解する上でも有用な情報が集まってるので要チェック。登録すれば、最新のソースコードも subversion で入手できる。ソースには、Blu-ray の中にある PlayList などの謎のバイナリーファイルと元のxml ファイルを相互変換してくれるプログラムもソースコード付で揃ってる。
ブルーレイディスクアソシエーション(BDA)へようこそ
Blu-rayの仕様を策定してるグループ。登録ユーザーはメーカーやコンテンツ所有者が多いけど、一般向けに技術仕様書も公開してる、ほとんど英語だけどね。
日本語のサイトは以下の二つぐらい。各メーカーのサイトで、技術的な解説はあったりするけど、ほとんどハード技術的な解説だからな。
BD-Jプログラミング / BD-J Programming@ wiki - トップページ
BD-J (Blu-ray Disc Java)
もっと、BDJを知ってもらいたいな。
2010年9月15日水曜日
BDJ の話をツラツラ書いてみる
BDJとは、Blu-ray に搭載されたJava言語。元々は、DVDと差別化するために、Blu-rayに搭載された。Javaが選ばれたのは、アメリカではケーブルTVなのどコントロールに使われていて実績があったから。Java の開発元である sun micro system が仕様を策定した。sun は、今は ORACLE に買われちゃったけどね。
Java の中でも、J2ME って、携帯電話などの組み込み系に使われてるタイプ。MEは Micro Edition。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javame/downloads/index.html
Javaがインストールされていれば、上記サイトにある、Java Platform Micro Edition Software Development Kit 3.0 をダウンロードして、インストールすれば開発環境は完成。できれば、Total Media Theatre と Blu-ray ディスクが付いてれば万全。Total Media Theatre は、試用期間もあるので、試してみる分には1ヶ月は無料で使える。
http://www.arcsoft.com/ja-jp/software_title.asp?ProductCode=TMT3P
簡単なシューティングゲームがサンプルソースで付いてる。J2ME SDKに付属してるのは、NetBeans のサブセットなんだけど、ant で成果物を作るので、少しの手間で Eclipse でも扱える。
グラフィックの能力は貧弱だけど、1920x1080 という広大な画面を使えるのが魅力。フルハイビジョン動画もコントロールできるし、ネットにも繋がる。各タイトルごとに1GBのストレージが使えるので、いろいろな可能性が考えられる。
なので、BDJの事を、これから少し書いていってみようかと思う。
Java の中でも、J2ME って、携帯電話などの組み込み系に使われてるタイプ。MEは Micro Edition。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javame/downloads/index.html
Javaがインストールされていれば、上記サイトにある、Java Platform Micro Edition Software Development Kit 3.0 をダウンロードして、インストールすれば開発環境は完成。できれば、Total Media Theatre と Blu-ray ディスクが付いてれば万全。Total Media Theatre は、試用期間もあるので、試してみる分には1ヶ月は無料で使える。
http://www.arcsoft.com/ja-jp/software_title.asp?ProductCode=TMT3P
簡単なシューティングゲームがサンプルソースで付いてる。J2ME SDKに付属してるのは、NetBeans のサブセットなんだけど、ant で成果物を作るので、少しの手間で Eclipse でも扱える。
グラフィックの能力は貧弱だけど、1920x1080 という広大な画面を使えるのが魅力。フルハイビジョン動画もコントロールできるし、ネットにも繋がる。各タイトルごとに1GBのストレージが使えるので、いろいろな可能性が考えられる。
なので、BDJの事を、これから少し書いていってみようかと思う。
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